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このまぼろしワイン倶楽部では、「ウィークリーニュース」とワイン醸造を四季ごとに紹介していきます。もしワインに関するご質問、「こういう内容を紹介してほしい」というご要望がありましたら、いつでもtom@maboroshiwine.comまでご連絡ください。また、今までに寄せられたお便りは、こちらでご紹介しております。
Weekly News
ソノマに新しいアペレーション登場
その名もロックパイル…ソノマでは12番目のAVAで、1987年にソノマコーストが認可されて以来15年ぶりのこと。4月29日から正式に呼称される。
位置…レイク・ソノマの北部に位置し、標高2000feet前後の山岳地帯の小さいアペレーション。現在140エーカーの葡萄畑があるが、山岳地帯と言う特殊な環境のため、追加できるのはせいぜい100エーカーとのこと。
品種…現在シラー、ジンファンデルが植えられているが、将来ボルドーヴァラエタルも試されるとのこと。
名称の由来…その昔、テネシー・ビショップと言うシェリフが刑務所の囚人を使って、彼の所有する農場への道を作った。囚人たちが取り除いた岩や石が、そのあたり一帯に山積みされた。それ以来、その地域が“ロックパイル”と呼ばれるようになった。

バイオダイナミック

今バイオダイナミック農法がカリフォルニアのブドウ栽培家から注目を浴びつつある。この農法の理論は、醸造学よりも天文学に準ずるところが面白い。 古代エジプトの占い師が月や星の動向を見て収穫時期を定めたように、この農法には、ソーラシステムが大きな影響を与える。 またこのバイオダイナミック農法は、古くからあるオーガニック農法の一種であり、一切化学農薬や化学肥料を使わない。自然と共存することを強調している。

ルドルフ・スタイナー このバイオダイナミック農法は、古くは1924年にオーストリア人のルドルフ・スタイナーによって提唱された。 最近になって、少数のフランスのブドウ栽培家の共感を得て、注目されるようになった。例えば、ブルゴーニュのビーズ・ルロワやローヌのシャポーティア家など… そのまではフェッツア-やベンジガ−が実践に移しつつある。

具体的な実践方法の例をあげてみると…

益虫と害虫 1) 益虫と害虫
ブドウ栽培に有益な昆虫を呼び寄せる植物、反対に害虫をひきつける植物を植える。
プリパレーション

プリパレーション

2) プリパレーション
土壌の健康を促進するために、コンポ−ストを造る。プリパレーション500ホーンマニュウァ…雌牛の角に牛糞を詰め秋から春にかけ6ヶ月間土中に埋める。そして6ヶ月後に掘り出した牛糞と温水を混ぜ、ヴィンヤードに散布することにより土壌の活性化を図る。

プリパレーション501ホーンシリカ…春から秋にかけては、角の中に詰められたシリカを6ヶ月間土中に埋める。 このシリカはブドウの木の光合成を促進する。

リサイクル 3) リサイクル
山羊などの草食動物の助けを借り、カバークロップ→肥料→カバークロップと肥料のリサイクルを図る。
病害の防止 4) 病害の防止
健康なブドウの木を育てることにより、病害に抗力を持たせる。また、常時観察することにより、未然防ぐように心がけることが大切である。
ステラ・ナチュラ 5) ステラ・ナチュラ
この農法は、ヴィンヤードの“手入れの時期”がとても重要であると考えられている。肥料をまく時期、剪定時期など…その時期を教えてくれるのはバイオダイナミックファーム協会が発行する“ステラ・ナチュラカレンダー”である。ソーラシステムの動向を計算して最も適切と思われる時期を教えてくれる。

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